ICSR+AI 2025 参加報告

M2の佐々木です!今年はイタリアのナポリのソーシャル・ロボティクスの学会に参加してきました!
柏原研としても初の参加、楽しみですね。

今回はM2の佐々木とM1の羽切の2人で参加しました。初めてのヨーロッパ!楽しみだけれど、やはり言語の壁があります。とはいえ羽切さんは英語得意だし、今年も困ったら助けてもらえるかな。あんまり情けない姿は見せたくないけれど。

研究室合宿、JSiSE全国大会とドタバタしてからの渡航なので心も荷物も万全には準備ができないまま移動開始。ほぼ地球の裏側まで。行きの飛行機が遅れてギリギリのトランジットをすることになってしまい心臓はバクバクでした。荷物だけ乗り継ぎに失敗するというハプニングに見舞われつつ、丸一日かけてナポリにたどり着きました。

日本より気温は低く、湿度もないため汗がすぐ乾きますね。直射日光の熱量がすごい、サングラスと日焼け止めは欲しいですね。去年行ったフィリピンと同じく治安は不安、夜は出歩かないように。とはいえフィリピンと違って車間距離の概念はあるし、ごみも落書きも多いけれど街並みは綺麗で歩いていて楽しい。

今回は学習支援が主ではなく、ソーシャルロボットに関する学会。僕と羽切さんはそれぞれ研究でソーシャルロボットを用いた学習支援アプローチを提案しており、いずれはロボットが主の学会に出ようという話をしていたので、満を持して行ってまいりました。

僕はスライド発表、羽切さんはポスターでの発表。発表時間がかなり短かったので、沢山練習をして臨みました。結構早口でも時間ギリギリだ~頑張らないと。とはいえ実際には時間ですっぱり切られる雰囲気でもなさそう。現地で知り合った方曰く、そんなゆるい部分も良さの学会らしい。新鮮だ。

ポスターセッションはコーヒーブレイクやランチブレイクの時間に開催。ご飯に夢中な人が多く、立ち寄ってくれる人が少なめだったのがちょっと悲しいところですね。レギュラーセッションは発表時間ちょうどで終えることができましたが、質疑が難しい。うまく質問の意図が汲み取れず、そのうえで英語も出てこずボロボロでしたが、頑張って意思疎通を図ろうとしたガッツは買ってもらえたような気がします。

何でロボットを使うのかを越して、すぐにどうロボットを使うのかについて興味を持ってもらえるのは、さすがロボティクスの学会だなぁと思いました。我々の研究のアプローチに組み込んでいる要素が、キーワードとしてたくさん出てきて面白かったです。おお、知っている概念だ!ロボットチームの参考になりそうだぞ!という研究がいくつも見つかりました。これらを足掛かりにさらに文献調査も進めていこうと思います。修士2年、ラストスパート頑張ります💪

Cobbled paths trod
With robots on my mind now
The city hums on

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