ICCE 参加報告 その2

お久しぶりです。M1の有賀です。
去年の11月末にM1の3人で国際学会に参加するためフィリピンに行ってきました。なんで今更去年の国際学会のことを書いてるのか、それは記事を書くとかなでと約束していたのに先送りにし続けた結果です…。本当にごめん。
学会に関してはしっかりとかなでがこちらの記事で書いてくれていたので、今回はフィリピンに行ってみて個人的に驚いたことや面白かったことを中心に書いてみようかなと思います。フィリピンってこんなところなんだとか、実際に海外に行くとこんな面白いんだみたいなことが少しでも伝わればいいなと思います。

びっくりシリーズ

The 車社会のフィリピン
とにかく車とバイクの数が多くて、初日の移動で大渋滞に巻き込まれ、夜のイベントの開始に間に合わないなんてことがありました。タクシーの運転手さんによると、出勤や通学は基本的に車で行うそうで、朝と夕方は渋滞で激混みらしいです。国際学会の会場になっていた大学に通ってる学生のほとんどは車通学らしいです。

電線や工事現場の足場が怖い
電線が巻きで今にも事故が起きそうな見た目をしていました。ビルの工事現場の足場も見るからに少ないし細くて、一見危険そうな見た目。こういうのを見ると、日本は街も綺麗だし工事現場もしっかり安全を考慮されてるいい国なんだなと実感しますね。

開放的なバス
よく映像とかで見る、横も後ろも開いてる開放的なバスを生で目撃しました。東南アジア系の国には良くあるイメージではありましたが実際に生で見られたことに感激でした。驚いたことに、渋滞で止まったかと思えば、人が後ろから乗り降りしてました。バス停とかないんですね。あと、外側にはミッ◯ーみたいな絵が貼ってあってこれはいいのか?などと思ったりもしました。
トランクが閉まってないタクシー
タクシーに乗っていると前のタクシーのトランクが閉まっていない…。明らかに荷物の詰めすぎですね。せめてトランクは閉めて走ってほしいですが、こういう大雑把(?)なところが海外らしいなと感じました。

警備員多すぎる!
大学でも街中のお店でも、絶対に入口に警備員がいて日本ではあり得ない光景だったので、少し怖かったです。フィリピンについてからしばらくは慣れなくて、「警備員に止められたらどうしよう…」と恐る恐る入口を通っていました。ただ、慣れてくるとそんなに気にならなくなって、普通にお店も入れるようになりました。慣れってすごいですね、たった数日いるだけでもその環境に適応してしまうんですから。あとは、場所?or人?によっては入る時にドア開けてくれたりする警備員さんもいるので、ちょっと嬉しかったりもしました。
夜のスーパーはホラー
お昼の時間は大学で発表や講演を聞いたりして、夕方から夜の間に出歩くことが多かったのですが、スーパーに行くと人が全然いないんですよね。特にショッピングモールから少し離れた24時間営業のスーパーは、看板の文字が部分的に光ってなかったり、お客さんが1人もいなかったり、店員さんもほとんどいなかったり、商品が綺麗すぎるくらいに揃っていたりと、恐怖を感じるようなスーパーでしたね。でも、なぜか生肉コーナーのところに店員が5人くらい暇そうにしていて、この人たちは何をしてるんだろう?と面白かったりもしました。ぜひ、フィリピンに行った際には夜のスーパーで恐怖体験をしてみてはいかがでしょうか。

面白かったものシリーズ

クリスマスの装飾
空港内や街中、ショッピングモール内のイルミネーションがとても華やかでした。DIYショップにオーナメントがいっぱい売っていて家庭でもイルミネーションがたくさんされているんだろうなと思いました。よくよく考えてみれば、フィリピンはキリスト教の人が多いので、クリスマスは一大イベントなんでしょうね。

日本の店がたくさん
街を歩いていると、「MARUGAME UDON」の文字が。そう、みんな大好き丸亀製麺がフィリピンにもありました。うどん職人さんがいらっしゃるかどうかはわかりませんが、見た目は普通の丸亀製麺ですね。そこから少し歩いたところにはやよい軒もあり、ここは本当にフィリピンか?と思ったりもしました。日本のチェーン店がたくさんあることで、いつでも日本食が食べられるという安心と、フィリピンの日本食の味はどうなんだろう?という不安を感じましたね。今回は行けなかったので、もしまたフィリピンに行く機会があればぜひ行ってみたいです。

買い物をすると…
水やお菓子を買うために、コンビニやスーパーで買い物をする機会がたくさんあったんですけど、なんとスーパーでもコンビニでも買ったものを紙袋に詰めて渡してくれるんです!映画とかで、果物を紙袋から落とすシーンとかでよく見る”あの”紙袋です。実際に自分で体験できてとてもいい経験になったなと思いました。
フィリピンは関西?
空港のエスカレーターに乗ると、「Walk ON THE LEFT」「STAND ON THE RIGHT」の文字が。どうやらフィリピンのエスカレーターは関西と同じ文化らしいです(日本がエスカレーターで立ち止まることを推進していることは置いておいて…)。

フィリピンのご飯シリーズ

Jollibee
フィリピンで人気のファストフード店だそうで、タクシーの運転手さんによると、「マックかJollibeeか」というくらい人気だそうです。人気そうなチキンの味がノーマルのチキンと辛いチキンがあり、せっかくだから辛い方を食べてみようと挑戦したところ、次の日に盛大にお腹を壊しました。味はちゃんと美味しかったのでよかったんですが、お店のキャラクターが絶妙に怖いのだけがなんとも言えないですね。

一番美味しかったもの
1回だけ1人でご飯を食べに行くタイミングがあって、ホテルの近くのショッピングモールをうろうろしていたところ、「KUYA J」というお店を発見しました。調べてみるとフィリピン料理のファミレスらしく、内装も綺麗なレストランなので思い切って入ってみることに。1人だけでお店に入るのは流石に緊張して終始ソワソワしてました。タクシーの運転手さんにいくつかおすすめの食べ物も教えてもらっていたので、メニューも見ながらパンシットカントンという、エスニック焼きそば的な料理と、マンゴーシェイクを注文してみました。具材もたくさんで、量も多め、そんなにクセのない味でとても美味しかったです。食事を終えて、「会計しないと…」と思い、周りのお客さんがどうやっているかを偵察しつつ、なんて声をかけたらいいかをネットで検索…。するとフィリピンでは「Bill out」or「Bill please」と言うと伝わるらしく、いざ挑戦。確かに伝わった。なんとかお会計を済ませ、無事レストランを後にしました。実は、これはみんなで夕飯を食べに行く場所の下見も兼ねていたので、その日の夜にまた同じ店に行きました。メニューがたくさんあったので、同じ店に行っても困らなくてよかったです。

お米が…
フィリピンのお米はなんとびっくり甘い。日本で美味しいお米を食べ続けて、お米大好き人間の自分にとっては、甘いお米は口に合わず大変でした。おかずと一緒に食べればなんとかなると言う感じだったので、お米好きのみなさんはフィリピンに行った際には注意してください。あと、コンビニ(セブン)で渡邉くんと一緒におにぎりも買ってみました。なぜかとてもおにぎりが固くて、食べようとするとお米がボロボロ崩れて食べるのに一苦労という感じでした。買うときに「温めますか?」的なことを聞かれたようにも思うので、もしかしたら温めるのが前提に作られているのかもしれないですね。ちなみに、お米は普通の米で、海苔が味付けのりになっているので味は結構美味しかったです。

最後に

今回の国際学会ではもちろん英語を話す・聞く機会がたくさんありました。もともと英語を話すことに抵抗はなかったので、話す方はなんとかなったんですが、やはり聞き取るのが難しいですね。日常的な会話は、なんとなくシチュエーションから補完できる部分もありますが、学術的な内容になれば難しい言葉も出てくるのでどうしても理解ができない部分がたくさんありました。発表はポスター発表だったので、他の研究者の方と密にコミュニケーションをとれたのは救いだったなと。相手の言っていることがわからなくてもその場で解決できるので、ポスター発表という形式で発表できたのは今回はよかったなと感じました。研究についてもお褒めの言葉をたくさんいただいたので、今後も頑張っていきたいです。

海外での英語コミュニケーションの難しさ、フィリピンの文化、国際学会での発表経験、いろいろなものを持ち帰ることのできる貴重な機会になったと思います。
また国際学会に行けるようにこれからも頑張ります。

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